冒険の途中でこのオールバックの重要そうな人物が羽のぺんで一生懸命手紙を書いてくれました!
この手紙を私が受け取って誰かに渡すことになりましたよ!
しかし受け取った直後に手紙をなくしてしまいました
ポケットやポーチの中を全部出して探してみましたが雑草が出てくるだけでした!
しかたがないので重要そうな人物にあやまりにいこうと思いましたよ!
ただ、ふつうにあやまるだけだと許してくれなさそうな顔をしていたので何かお詫びの品をもってあやまりにいこうと思いました!
何かいいお詫びの品がないか考えながら町の中を歩いていると
すごく高級そうなざぶとんにすわっている人がいました!
おそらくざぶとん会社の社長の息子なんだと思います!
着ている服もファーがあらゆるところについていて高級そうです!
お詫びの品はこの高級ざぶとんがいいと思いました!
ざぶとん会社の社長の息子ならざぶとん1枚くらいくれるはずです!
私はこのざぶとんをください!とお願いしました!
するとばふん!という音とともに社長の息子の姿が消えました!
ざぶとんだけ残っていたのでそのまま持ち帰ろうと思いましたが、
そうするとどろぼうの罪で指名手配掲示板にのってしまうかもしれません!
それはいやなので歯を食いしばって持ち帰るのを我慢しましたよ!
ざぶとんを正式にゆずりうけるためにあたりを見まわして社長の息子を探しました!
いがいと近くに社長の息子はいましたよ!
だけどからだが半透明になっています!
そう、社長の息子はすでにしんでいて幽霊だったのです!
幽霊はふだん空をとんでいるので走るのが苦手らしく足がものすごく遅いです!
私が走ったらすぐに追いつきました!
幽霊に正攻法の交渉でゆずってもらうのはむずかしいとおもったので、ざぶとんを譲る気になるように幽霊がいやがる念仏をとなえて弱らせようと思いましたよ!
そして私が念仏をとなえはじめると、なんということでしょう!
社長の息子が成仏して、完全に消えてしまいましたよ!
しかたがないのでざぶとんを自分のお金で買おうとおもいました!
ただ、たぶんお金が足りないので困ってしまいましたよ!
その時近くにすごくお金がはいっていそうなクラッチバッグを横に置いて無防備な感じで寝ている人がいました!
私はなまつばをごくりと飲み込みました
そしてクラッチバッグに手を伸ばそうとしました!
その時ふと寝ている人の手をみると、ものすごくとがったナイフを握りしめているのが見えましたよ!
おそらくこの人は剣術の達人で寝てる時でも近くで物音がするとこのナイフをふりまわしてくるに違いないと思いました!
うでをきりおとされたら痛いし、お金をぬすむのは本当はよくないのでざぶとんを買うのはあきらめることにしました!
手紙をなくしたことをオールバックの重要そうな人物にあやまりにいくのはこわいので、自分で手紙の内容を想像して書くことにしました!
「わたしはオールバックの人です!今後もよろしくお願いします!」
と書きましたよ!
この手紙を渡せばたぶんなくしたことはばれないと思い、渡す人がいる町へと出発しました!
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